アロマミントマスクスプレー

【猛暑日&肌が強い方向けハッカ精油濃度高めなスプレーレシピ追記あり】

夏に使いたい代表的な精油と言えば『l(エル)-メントール』成分入りの精油です。

 

スーッとする香りでお馴染みの『メントール(和名:ハッカ脳)』という成分は、

冷感作用があり、皮膚を冷たく感じさせたり(実際に体温が下がるワケではないです)

香りを嗅ぐだけだけでも清涼感を得ることができます。

L-メントール含有精油

 

(というか全シーズン)向けのウイルス予防マスクスプレーレシピはこちらです↓

» インフルエンザ等ウイルス予防に!手作りアロママスクスプレーの話

 

『l(エル)-メントール』の含有量は、

ハッカ(65~90%)ペパーミント(40~50%)>スペアミント(0%)です。

 

薄荷(ハッカ・ジャパニーズミント)圧倒的にメントールの含有量が多いです。

スースー感、刺激共に強めです。

 

ハッカ精油をお風呂に数滴入れるだけで、

お風呂上がりに「涼しい~というか寒い?!」となるくらいです☃


生活の木 エッセンシャルオイル 薄荷/ハッカ/日本産 精油

 

清涼感が欲しいけれど、ハッカほど刺激が強いのは苦手という方には

ペパーミント(セイヨウハッカ)がオススメです。


生活の木 アロマオイル ペパーミント 精油

 

スペアミントもスーッと香るミントではありますが、

主成分は『カルボン』で、メントールの含有量は『0』なんです。

 

メントールの刺激が苦手だけれども、スッキリを感じたい方は

スペアミントを活用されてはいかがでしょうか🌿


生活の木 アロマオイル スペアミント 精油 

 

 

ハッカ(ジャパニーズミント)の精油は少々お高めですが、

ドラッグストアなどでも手に入るこちら↓の『ハッカ油』でも代用できます。



健栄製薬 天然ハッカ油

 

ハッカ油の方がお求めやすいので、たくさん使うようでしたら

ドラッグストアで購入することをオススメします😊

 

ハッカ or ペパーミント精油+レモン精油で作る
爽やかな香りの
夏向けアロママスクスプレーレシピ(精油1%濃度)

【材料】

  • 遮光スプレーボトル(30cc/ml)
  • ハッカ精油 or ペパーミント精油:2滴
  • レモン精油(光毒性フロクマリンフリーのもの):4滴
  • 無水エタノール:10cc ※アルコールに弱い方は5cc
    ※消毒用エタノールではありません
  • 精製水:20cc ※エタノールを5ccにした場合は25cc
    ※今は精製水不足なので私は水道水を沸騰→冷ました水で代用しています
  • グリセリン:数滴
    ※グリセリンは、無水エタノールの揮発を遅らせるため&私は手にもスプレーするので保湿のために5滴ほど入れています。入れなくても大丈夫です

 

スペアミント精油を使う場合は、ブレンドファクターが異なるので

  • スペアミント精油:3滴
  • レモン精油:3滴

で作ってくださいね🌿🍋

 

【作り方】

1.遮光ボトルに、無水エタノールを入れる

2.次にハッカorペパーミントorスペアミントとレモンの精油を入れる(ブレンドファクターに基づき計算済)

3.エタノールと精油をよく混ぜ、精油を溶かす

4.そこへ精製水とグリセリンを入れてさらに混ぜる

手作り精油冷感スプレー

 

ペパーミントには、冷感作用の他に

  • 鼻粘液排出作用
  • 去痰作用
  • 鎮痙作用(咳)
  • 鎮痛作用
  • 健胃作用
  • 通経作用
  • 冷却の反動による加温作用
  • 解熱作用
  • 防虫作用
  • 抗菌作用
  • 抗炎症作用

と、様々な作用があります。

 

お役立ち作用がたくさんある反面、作用が強いので禁忌も多いです。

ペパーミント精油 禁忌対象

  • 敏感肌(刺激が強いため)
  • 月経過多
  • 妊娠中(初期~後期まで)
  • 授乳時
  • 乳幼児
  • 高血圧
  • てんかん

ペパーミントの精油を使う際は充分ご注意くださいね。

 

アロマスプレーを作るのが面倒くさい、

または、無水エタノールなどの基材が手に入らないという場合は

コットンに精油を数滴(1~2滴ほど)垂らし、

マスクやハンカチと一緒にジップロックにしばらく入れておくだけで

精油の香りがマスクやハンカチに移り、清涼感が続きます🌿

 

注意点としては、刺激の強い精油のため滴数は適量をお守りください

あまり精油の量が多いと、目への刺激で涙が出ることがあります⚠

 

また、コットンはマスクの外側・ハンカチの内側に来るように置いてくださいね。

内側に精油が付くと肌がかぶれることが多々あります⚠

 

その点にご注意いただき、ジップロック+コットンの香り付けも

是非お試しください🌿

ハッカ精油のみで作る
猛暑日&肌が強い方向け
清涼感バキバキなアロママスクスプレーレシピ(精油5%濃度)

※肌が弱い方にはオススメしません

※刺激が強すぎて逆に熱く感じることがあります

※皮膚の薄い部分へのご使用はお控えください

※ちなみに私は首筋・頭皮に使っています

 

【材料】

  • 遮光スプレーボトル(25cc/ml)
  • ハッカ精油:25滴
  • 無水エタノール:5cc
    ※消毒用エタノールではありません
  • 精製水:20cc
    ※すぐ使い切れる量なので水道水でも大丈夫です

 

【作り方】

1.遮光ボトルに、無水エタノールを入れる

2.次にハッカ精油を入れる(ブレンドファクターに基づき計算済)

3.エタノールと精油をよく混ぜ、精油を溶かす

4.そこへ精製水(水道水)を入れてさらに混ぜる

 

精油濃度が高いので、首筋と頭皮が一瞬で涼しくなります。

振りかけすぎると逆に熱くなりますので、適度にご使用くださいませ。

 

 

最後に、ペパーミントの殺菌力の凄さをご紹介します。

 

千葉ロッテマリーンズやミントガム等でお馴染みのLOTTEの

『ロッテ中央研究所』の研究結果で、ペパーミントの殺菌効果が実証されています。

 

O157 殺菌はペパーミントで

病原性大腸菌0157に対し、
ペパーミントが強い殺菌力を持つことがわかった。
昭和薬科大とロッテ中央研究所が二十六日、東京でひらかれた日本防菌防バイ学会で発表した。

天然成分ではほかに類を見ないほど強い殺菌力で、研究グループは
「家庭でのO157対策に応用できそうだ」とみている。

研究グループは、O157の培養液にペパーミント精油をいろいろな濃
度で混ぜ、菌の増え方を測定。
1ミリリットルあたり400マイクログラ
ム(マイクログラムは百万分の一)の濃度(0.04%)以上で、完全に殺菌で
きることがわかった。

ペパーミント精油はアルコールに溶けやすい。
250ミリリットルの薬用アルコールに 0.1ミリリットルのペパーミント精油を溶かすだけで、効果がある濃度の0.04%になる。

http://nature.cc.hirosaki-u.ac.jp/lab/3/animsci/o157.html

 

食中毒も防げるペパーミント🌿

是非、おひとつお手元にどうぞ!

当サロンでも使い切りサイズのペパーミント精油を販売しております。

 

バスソルトに入れて使うのもいいですよー✨

ハッカ油バスソルト

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