アロマ&足圧マッサージのお仕事がない日は、

建設業を本気で良くする』という会社でWEB制作のお手伝いをさせていただいております。

かなり攻めた社名ですが、社長さんが本気で『建設業の求人と集客』を考えている会社です。

 

建設業関連のクライアントさまが多いのに、『建設業を本気で良くする』で働いている業務提携者は女性が多いです。

業務提携者全員を知っているワケではないですが

お話させていただいた一部の女性陣は、建設業界で働く父親がいる方が多かったです。

 

かく言う私も、父親がずっと建築業界で働いています。

 

いつもエホバの証人狂信者の母のことばかり書いているので

今回はエホバの証人“未信者”の父親のことを。

 

*     *     *

 

私が設計事務所で働いていたことや、建築業で働いていた父のことをどう見ていたのかを

『建設業を本気で良くする』の社員さんにインタビューしていただきまして、

そちらが先日記事としてUPされました。

こちらです↓

【デザイナー兼プログラマー】独学でコーディングマスター!?野球好きから開かれたプログラマーへの道

https://kensetsu-yokusuru.com/2024/03/23/kmy_designer/

 

こちらのインタビューでは、かなり盛り盛りと父親上げをしておりますが

実際、父親ともそんなに親密な関係ではありません😂

 

なんせ母がエホバの証人にどっぷりでしたので、子供の頃は未信者の父親だけが頼りでした。

ブログにも何度も書いていますが、無事に行きたい高校に行けたのは父のおかげでした。

エホバの証人禁止事項一覧 ―厳しすぎる教義で逆に私は洗脳されなかった―

父もエホバの証人信者だったら、100%「エホバの証人の活動・布教が最優先だから」という理由で通信制高校か農業高校に入れられていたでしょう。
※通信制高校・農業高校を嫌悪しているワケではありません

当時、自分が行きたい高校へ行けたのは父の口添えのおかげです。

 

でも!

しかし!!

 

父は母の“エホバの証人ドハマリ状態”を一切咎めることがありませんでした。

そもそも仕事人間でほぼ家にいないので、子供が鞭で叩かれまくっているのも知らなかったでしょう。

 

父は信者ではありませんでしたが、集会・大会(洗脳の集まり)に送り迎えをしてくれていましたし、

母がカルト宗教にハマっているならそれでイイやという感じでした。

その方が自分は仕事(やそれ以外のコト)に集中できますから。

 

子供が誕生日も祝われず、あらゆる強制をされて、エホバの証人の宗教活動に引きずり回される日々だったことを

なんとも思っていないようでした。

(直接本人に聞いていないので分かりませんが)

 

それでもたまの休みには、外に連れ出してくれて

それが自分の担当している工事現場だったりしたものですから

私は子供の頃から「工事現場カッコいい!」「建設業はカッコいい!」と刷り込みをされていました。

 

上記のインタビューのとき、インタビュアーから

子供の頃の工事現場って楽しいですか?遊園地とかに連れて行ってもらった方が楽しくないですか?

と聞かれたのですが

宗教虐待漬けの日々だった私にとっては『宗教施設以外のところに行ける!』というだけで

テンションが上がりました。

 

普段は“家族でお出かけ”といえば、地域大会・巡回大会・特別一日大会(地域の信者が一同に集まる洗脳集会。横浜アリーナ、さいたまスーパーアリーナなどでも開催される)でしたから……地獄です、まったく。

 

そんな感じで、すっかり建設業界に魅せられた私は

「インテリア関係の仕事をしたいな~」からの、建築インテリア系専門学校に入学し

設計事務所へ入社することに。

 

設計事務所はものすごく大変でしたが、

エホバの証人から離れるきっかけになったので本当に良かったです。

 

平日は残業三昧で帰宅はいつも23時過ぎ→平日の洗脳集会に行かなくて済む

建設業界は土曜日も仕事→土曜の布教活動に行かなくて済む

土曜も残業で終電帰り→日曜の洗脳集会が午前中開催のときは朝起きれないので洗脳集会に行かなくて済む

 

素晴らしいです!就職バンザイです。

こういうことがNGなので、エホバの証人ガチ信者は正社員として働いていはいけないんですけどね。

 

2000年当時の働く環境は令和の今と全然違って、サビ残上等!始発で来て終電で帰れ!な状態でしたので

新社会人として設計事務所で働くのはとてつもなく大変でしたが、

本当に良い先輩・クライアントさまに恵まれて、ますます建設業界が大好きになりました。

 

設計事務所を辞めて20年経っても、未だに当時の建設仲間と飲みに行っています。

私以外の皆さまはまだ建設業界で働いていらっしゃるので、現場のお話を聞くのがとても楽しいです。

 

*     *     *

 

建設業界にいた父親のおかげで、建設業に慣れ親しみ

自分も設計事務所に入り、いまだにお付き合いしてくださる良い先輩方と巡り会えたので

そこは父親に感謝です。

 

が。

 

だからと言って、父親の老後の面倒をみるかというとそれは話が別です。

 

先日、父親に「ボケたら面倒みてくれよ!」と言われましたが

真顔で「嫌です。そんなことに時間を割きたくありません」と答えました。

 

誰が二十歳まで育ててやったと思ってんだ!」と父激昂。

 

自分が育てたと思っているんだ!と私は爆笑(心の中で)。

 

あんた、ほとんど家にいませんでしたやん。

私が鞭で滅多打ちにされながらカルト母に育てられたの知ってます?

そのせいでこんな捻くれた人間になりましたよ。

 

……と、言いたかったですがそこは自重。

またの機会に話しましょう。

 

ただ「老後の面倒みてくれ」に即答で「嫌です」と返されるような育て方をしてしまったのが“結果”だと思っていただければ。

 

『建設業を本気で良くする』のインタビューでは良い感じのことを言っていますが

現実はこんなものです。

 

母がカルト宗教にハマっていなければ、

父親がもう少し母をまともに見ていれば……

どんな家庭だったのかなと、いまだにそんな無駄なタラレバを考える今日このごろです。

*     *     *

 

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