アロマテラピー検定1級合格

JAAのアロマコーディネーターと、AEAJのアロマテラピー検定1級どちらも合格したので

試験内容、費用、会員特典の比較などを改めて書いていきます。

どちらが良いかを選ぶ際のご参考になればと思います。

 

 

 

 

略称 AEAJ JAA
正式名称 公益社団法人 日本アロマ環境協会 日本アロマコーディネーター協会
会員数
(2019/6/13現在)
個人 55,193名
法人 280社
個人 20,000名
法人 38企業
私が受けた試験 アロマテラピー検定1級 アロマコーディネーター
受験の条件 特になし。スクールでも独学でもOK JAA指定スクールの所定のカリキュラムを修了すること
試験実施日 年2回(5月、11月) 年3回(2月、6月、10月)
模試 市販のテキストやアプリなどがあり自由に学習できる 非公開。指定スクールでのみ模試を実施
試験形式 ・マークシート(4択)
・香りテスト
・記述(漢字間違いNG)
・○×選択
・計算(計算式も記述)
・穴埋め
・小論文(800字)など
試験範囲 ・アロマテラピーの基本
・きちんと知りたい精油のこと
・アロマテラピーの安全性
・アロマテラピーを実践する
・アロマテラピーのメカニズム
・アロマテラピーとビューティ&ヘルスケア
・アロマテラピーの歴史をひもとく
・アロマテラピーに関係する法律
・精油のプロフィール
・アロマセラピー概論
・精油の抽出方法
・ブレンドの比率と香りの相性
・人間の脳と嗅覚
・フェイシャルトリートメント理論
・ボディトリートメント理論
・アロマセラピーと精油の歴史
・精油の安全性 精油に含まれる成分
・香りの心理作用
・アロマセラピーに関する法令
・精油のプロフィール
合格正答率 80% 80%

 

AEAJは『アロマテラピー(フランス式)』で

JAAは『アロマセラピー(イギリス式)』なんですね。

 

フランス式の『アロマテラピー』は治療目的で行っていて(フランスでは精油は薬局で売っているんですって)

イギリス式の『アロマセラピー』はリラクゼーションや美容目的です。

 

フランス式『アロマテラピー』では、医師が10%濃度で精油を使っていますが

AEAJアロマテラピー検定のテキストでは1%濃度で使うことを推奨しています。

JAAアロマコーディネーターでは、2~3%濃度が主流でした。

 

こちら↓はAEAJとJAAのの試験範囲になっている精油プロフィールです。

AEAJ JAA
イランイラン イランイラン
オレンジスイート オレンジスイート
カモミール・ジャーマン カモミール・ジャーマン
カモミール・ローマン カモミール・ローマン
クラリセージ カルダモン
グレープフルーツ クラリセージ
サイプレス グレープフルーツ
サンダルウッド サイプレス
ジャスミン サンダルウッド
ジュニパーベリー シダーウッド
スイートマジョラム ジャスミン
ゼラニウム ジュニパー
ティートリー ゼラニウム
ネロリ ティーツリー
パチュリ ネロリ
ブラックペッパー パチュリ
フランキンセンス ブラックペッパー
ベチバー フランキンセンス
ペパーミント ペパーミント
ベルガモット ベルガモット
ベンゾイン ベンゾイン
ミルラ マージョラム
メリッサ(レモンバーム) ミルラ
ユーカリ メリッサ(レモンバーム)
ラベンダー ヤロウ
レモン ユーカリ
レモングラス ラベンダー
ローズ レモン
ローズマリー レモングラス
ローズ
ローズマリー

※スイートマジョラムとマージョラムは同じです
※ジュニパーベリーとジュニパーは同じです
※ティートリーとティーツリーは同じです

AEAJにあってJAAにない精油は『ベチバー』、

JAAにあってAEAJにない精油は『カルダモン、シダーウッド、ヤロウ』です。

それ以外は全てかぶっています。

 

 

AEAJアロマテラピー検定1級と、

JAAアロマコーディネーターライセンス試験の大きな違いは、

JAAアロマコーディネーターの方が、より専門的な知識を要するということです。

 

出題方法も、筆記がメインですので

漢字も一字一句間違えず覚えなければいけません。
(自信がなければひらがなでも大丈夫です)

 

『コーディネーター』ですので、精油のブレンド計算式(電卓の持ち込みOK)

精油名がいくつか書かれた中で

『○○な状況のときに使用すると良い精油を2種類ずつ選び、適した使用法を述べよ』

など、しっかり知識を身に着けていないと解けない問題が多いです。

 

AEAJのアロマテラピー検定1級は、4択で答えが予め書いてあるため

JAAアロマコーディネーター試験に比べてとても簡単に感じました。

しかも、迷うような選択肢ではなく

絶対にそれが答えだと分かるような選択肢でした。

 

出題範囲での大きな違いは、

JAAアロマコーディネーターの方が、精油の成分や禁忌に関すること

みっちりと詳しくやるということです。

 

精油を使う上で最も大事なのは、

精油を使ってはいけない条件=禁忌(きんき)』だと思っております。

精油は、使い方次第で毒にも薬にもなります。

 

万能精油のラベンダーですら、妊娠初期の方には使ってはいけません

 

リラックス出来るから、ラベンダーでアロマトリートメントしてみたら

つわりが辛かったら、ペパーミントで胸部トリートメントしてみたら

などと、妊婦さんに禁忌の精油を勧めるのは危険行為なのです。

妊娠初期の方は、特に禁忌の精油が多いので要注意です。

 

JAAアロマコーディネーターの試験勉強では、

アレルギー、高血圧、月経過多、腎臓障害、てんかん、妊娠中(初期~後期まで)、敏感肌、授乳時、抑うつ、飲酒時、多量使用、長時間使用、紫外線

に関する禁忌精油を詳しく教えてもらえます。

 

これは、精油を使ったフェイシャルエステやボディトリートメントをする上での

必須項目です。

 

フェイシャルケアにいらしたお客様に、シミ・くすみに効くからと言って

グレープフルーツ精油を使ってしまったら大変なことになってしまいます。

 

JAAアロマコーディネーターのスクールでは、

禁忌の根拠として、精油の成分について詳しく学びました。

 

モノテルペン炭化水素類、セスキテルペン炭化水素類、モノテルペンアルコール類、セスキテルペンアルコール類、ジテルペンアルコール類、アルデヒド類、オキサイド類、ケトン類、フェノール類、フェノールエーテル類、エステル類、ラクトン類…などの“(グループ)”と

テルピネン、カンフェン、ピネン、リモネン、カマズレン、ゲラニオール、メントール、リナロール、スクラレオール、シネオール、カンファー、ツヨン、フロクマリン…などの“主成分”を

思いっきり叩き込まれました。

 

光毒性(成分:フロクマリン)については、

AEAJアロマテラピー検定1級の試験問題範囲でもありましたが

どの精油のどの成分が、どのような効果や毒性を持っているかなどは

JAAアロマコーディネーターの方が詳しく教えてもらえます。

毒と薬は紙一重ですから、しっかり知っておく必要があります。

 

AEAJは、アロマアドバイザーになればこの辺をお勉強するのでしょうか?

AEAJはアロマテラピー検定1級に受かってからが本番ですもんね。

 

AEAJのアロマアドバイザー以降の資格は、まず1級に合格しなければなりません。

 

ちなみにAEAJアロマアドバイザーの資格は、

アロマテラピー検定1級に合格したあと

お金を払い、数時間の講習を受けるだけで取得できる資格です。

アドバイザー資格のための試験はありません

 

 

私がJAAアロマコーディネーター試験を受験したときは、

キャリアオイルに関する問題も多かったです。

 

私は代表的なキャリアオイルしか覚えていなかったので、

試験問題にカレンデュラオイルやら、セントジョーンズワートオイルが出題されたときは焦りました。

 

 

JAAアロマコーディネーターの勉強では、

アロマブレンド(複数の精油をブレンドする)や調香も学べます。

 

各精油のブレンドファクター(精油の濃度や皮膚刺激に対する安全性を考慮した数値)

ブレンド滴数の計算方法を勉強できるのは、

JAAアロマコーディネーターならではです。

 

AEAJアロマテラピー検定1級は、

ブレンドファクターや計算方法は試験範囲ではありません。

それも、その先のAEAJの各種講座を受講すれば学べるかもしれませんね。

 

逆にAEAJアロマテラピー検定1級は、JAAアロマコーディネーターにはない

人間の健康(生活習慣病やメタボなど)や地球環境(ごみ問題や地球温暖化など)について勉強できました。

 

アロマの歴史については、AEAJアロマテラピー検定1級の方が覚える人物名が多かったです。
(鳥居鎮夫は当然JAAでは覚える必要がありません 😄)

 

JAAで覚えた『アヴィケンナ』とAEAJの『イブン・シーナー』は同一人物です。

呼び方を統一しないのは何故なのでしょう?

派閥ですかね?

 

JAAアロマコーディネーター試験とAEAJアロマテラピー検定1級どちらも合格しましたが

私はAEAJに入会しました。

AEAJ JAA
受験費用 6,600円(税込) 11,000円(税込)
入会金・登録料 10,000円(不課税 33,000円(税込)
年会費 12,000円(不課税 13,200円(税込)
特典 豊富 微妙…

AEAJの方が、入会金・年会費が安いですし非課税です。

また、特典が断然豊富です。

 

上記は、AEAJアロマテラピー検定1級合格後、協会に入会しただけの場合と

JAAのアロマコーディネーター資格取得のために協会に入会した場合の

価格比較です。

 

AEAJのアロマアドバイザーやアロマブレンドデザイナーなどの資格が欲しい場合は、

別途、その都度料金がかかります。

 

ステップアップしながら学びたいならAEAJ=ステップアップの都度、授業料がかかる

一気に詳しく学びたいならJAA=一気にまとめて授業料を払う

という感じですかね。

 

 

WEBサイトの見やすさやデザインも圧倒的にAEAJが良いです。

◆ AEAJ WEBサイト 会員特典ページ
https://www.aromakankyo.or.jp/admission/

◆ JAA WEBサイト 会員特典ページ
https://www.jaa-aroma.or.jp/association/privilege/

 

AEAJ会員は、精油図鑑のダウンロードや写真素材の格安購入もできるので

自分でWEBサイトや広告、店内掲示物を作る方には嬉しいですね。

実店舗での精油割引販売も多いです。

 

 

勉強はJAAで、協会登録はAEAJで。

などと使い分けても良いのかなと、私は思います。

 

ただ、JAA指定のアロマコーディネータースクールは

授業料がそれなりにお高いので、よくよくご検討くださいね。

 

AEAJは、独学でも合格できますよ 😉


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2019年1月改訂版 アロマテラピー検定1級2級公式テキスト & 精油セット