狂宴御芸

狂宴御芸(きょうげんおんげい)~狂言お笑い共宴~』を観に行ってきました。

そもそも、すゑひろがりずが能楽堂で漫才をするというので

喜び勇んでマチネ・ソワレ両方のチケットを購入したのですが……

 

 

すゑひろがりずが出演するのは、両公演ではなくソワレ(夜公演)のみと

チケット購入後に気付きました😣

 

ソワレだけでもすゑひろがりずが能楽堂で漫才するのが

ひと目観られれば良いやと思っていたのですが、

アンラッキーなことに緊急事態宣言が発令されたため

吉本興業主催19時以降の公演はすべて中止 or 無観客になるという事態になりました😭

 

『狂言御芸』のソワレは無観客や延期ではなく完全中止になるということで、

つまり、マチネ(すゑひろがりずが出ない昼公演)しか観られないという……😭

 

狂言、落語、漫才をやるのは変わらないのですが

マチネの漫才師は、中川家・ミルクボーイ・ミキの3組です。

※ソワレは中川家・ミルクボーイ・すゑひろがりずでした💧

 

すゑひろがりずを観ることは叶わなかったのですが、

代わりにミキが観られるので、まぁ良いかと。

 

*     *     *

 

最初に漫才を続けて3組。

ミルクボーイ、ミキ、中川家の順でした。

 

普通の舞台と違って、

能楽堂には長い『橋掛り(本舞台に続くまでの通路)』があるので

漫才師の方々は、橋掛りの『間』を掴みに使っていた気がします。

 

ミルクボーイはM-1でもお馴染みの『おかんの○○』シリーズ。

今回は『おかんが思い出せない好きな薬の名前』でした。

 

「ベンザブロックとちゃう?」と自分たちが出演しているCMにも絡めつつ

おかんが思い出せない薬をあれこれ考えるのですが、

湿布はこの世で一番意味のない薬」「効き目のない薬」は

思わず心の中で「それはない笑!」とツッコミつつ笑ってしまいました。

 

湿布にはしっかりと経皮吸収型鎮痛消炎剤が入っていますので

効き目もありますし、意味もあります😂

 

あの湿布のニオイの元は『サリチル酸メチル』で、

それこそが鎮痛・消炎効果を発揮します。

 

サリチル酸メチルは、精油のウィンターグリーンの香りですね。


プラナロム エッセンシャルオイル ウィンターグリーン

 

ミキは『おとんの誕生日プレゼント』のネタです。

テレビで観たことがあるネタでした。

 

3組目の中川家はさすがの余裕で、

最初の2組が漫才中、正面しか観ていなかったのに比べて

アドリブのような掛け合いを正面~脇正面まで客席全体を見回して

長尺でやっていました。

 

*     *     *

 

漫才の後は、狂言一本目の『佐渡狐』です。

 

狂言は、『棒縛』と『附子』しか知らないので

『佐渡狐』はどんなストーリーか知らなかったのですが、

演じる前に現代語でおおまかなストーリー解説があり、

前情報なしで観てもしっかり内容が分かりました。

 

解説がなければ、時代劇や狂言風漫才師すゑひろがりずファンの私でも

さすがに「ぽかーん😳」だったと思います。

 

すゑひろがりずファン故に困ったのが、

やっとな!」「ややや!」「さてもさても~」のセリフで

思わず笑ってしまったことです(笑うとこではないのに)

 

*     *     *

 

次は落語です。

落語を生で観るのは初めてです✨

 

落語家は桂文珍さんでした。

演目は『商社殺油地獄(しょうしゃごろしあぶらのじごく)』。


桂文珍 大東京独演会 高津の富/商社殺油地獄

 

何やら物騒なタイトルですが、

歌舞伎の『女殺油地獄』からもじったものです。
こちらも物騒ですが💦

 

海外赴任中の商社マンの噺なのですが、

これがもう、桂文珍さんの話術も相まって面白くて面白くて!!

本当に涙が出るほど笑いました😂今年一番笑いましたー😂😂

 

桂文珍さんが仰った

笑うためには多少の知識と教養も必要』というのは、本当にそのとおりだと。

今回の演目では、中東の地図がある程度頭に浮かばないと

導入部分であれだけ笑えません。

 

他の演目も聞いてみたくなりました。

落語にもハマりそうです。

末廣亭も近くにあることですし、また生で観に行きたいです。

 

*     *     *

 

最後は狂言二本目の『蝸牛(かぎゅう)』です。

蝸牛はカタツムリのことですね。

 

これも始まる前に現代語でのストーリー解説がありました。

もはや解説だけで笑えます😂

 

カタツムリを『でんでんむし』と言うのは

この演目から来ているのかな?と

帰宅後に調べてみたのですが、特に関連性はなかったです😳

 

昔の人も、佐渡狐や蝸牛を観て大笑いしていたんだろうな……と思うと

同じ演目を観て今笑えることにちょっと感動しました。

 

 

漫才3本、狂言2本、落語1本の豪華な狂宴御芸でした。

*     *     *

 

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