過去に人類は何度も疫病と戦ってきました。
ペスト(菌)、黒死病(近年はペストとは別のウイルスと言われています)、エボラ出血熱(ウイルス)、SARS(ウイルス)、結核(菌)などなど。
そして、今回は新型コロナウイルス(COVID-19)。
COVID-19に感染していても免疫力が強く、
発症していない人・軽症で気づかない人はたくさんいるのだと思います。
しかし、海外旅行帰りだとか高熱(37.5℃~)が出ていないと
PCR検査が受けられないのが現状です。
自分の身体がどのような状況なのか知りたくても、
病院に行くのも憚られます。
私は、花粉症であること以外は元気ですが
実際のところはどうなのか分かりません。
なんせ、ほぼ毎日満員電車に乗っていますので。
こんな状況でも、私も含め多くの方が出勤しています。
電車の中は密度が高いですが、ほとんどの方はマスクをしていますし
誰も大声で話していないので、まだ大丈夫なのかな……と思っています。
本来は危ない行為ではありますが、電車内では手すり・つり革に掴まらず
電車の揺れには、足踏みセラピーで鍛えた体幹と足腰の強さのみで耐えています。
ウイルスに対する自己防衛としては、
朝晩&外出からの帰宅後は検温、アズレンでのうがい、のどスプレーでの消毒
ミューズでの手洗い、乳酸菌ドリンクの摂取を欠かさず
除菌シートでの拭き掃除、部屋の換気を欠かしません。
そして、何よりも欠かせないのが
抗ウイルス作用のある精油を使っての芳香浴です。
※うさぎのいる部屋では精油芳香浴をやっておりません
ペットと一緒に暮らしている方は精油のご使用にご注意ください!!
最近は、就寝時のアロマディフューザーを使っての芳香浴に加え
ユーカリ・グロブルス×ローズマリー・シネオール×ラベンダーの精油を混ぜた
アロマバスソルトを作って、お風呂での芳香浴もしております。
完全に薬草風呂のような香りがします。
おかげさまで、すこぶる調子が良いですし
「大丈夫かな?なんか不安だな……」とストレスを抱え込まなくて済みます。
ご興味がある方は、ローズマリー・シネオール×ユーカリ・グロブルス×ラベンダーの
アロマバスソルトを作ってみてくださいませ😊
なぜ『ユーカリ・グロブルス×ローズマリー・シネオール』なのか
理由は後述します(カタカナが多く若干専門的な話になります)。
また、ローズマリーもユーカリも作用が強いため、
使用してはいけない方(高血圧・妊娠中など)がいらっしゃいます。
それもエントリーの最後に書きますので、ご覧くださいませ。
【手作りアロマバスソルトレシピ】
抗ウイルス・抗感染に!
ユーカリ・グロブルス、ローズマリー・シネオール、ラベンダーのアロマバスソルト
【材料】
- エプソムソルト:100g
- 重曹:20g(炭酸ガス発生用なのでなくてもOK)
- クエン酸:10g(炭酸ガス発生用なのでなくてもOK)
- ユーカリ・グロブルス精油:2滴
- ローズマリー・シネオール精油:4滴
- ラベンダー精油:14滴
【作り方】
エプソムソルト・重曹・クエン酸をよく混ぜ、
その中に各精油を決まった敵数入れて更によく混ぜる。
上記のレシピは精油濃度1%です。
ブレンドファクター計算済の数値です。
精油を入れすぎると肌がかぶれますので、ご注意ください!
また精油の原液が直接肌に触れないよう、ご注意ください。
生活の木 アロマオイル ローズマリー・シネオール 精油 10ml
生活の木 アロマオイル ユーカリ・グロブルス 精油 10ml
生活の木 アロマオイル ラベンダー(フランス産) 精油 10ml
ユーカリには、
『ユーカリ・グロブルス』『ユーカリ・ラディアータ』『ユーカリ・シトリオドラ』などの種類があります。
ローズマリーには、
『ローズマリー・シネオール』『ローズマリー・カンファー』『ローズマリー・ベルベノン』などの種類があります。
それぞれ、主成分に違いあります。
今回使うのは
『ユーカリ・グロブルス』と『ローズマリー・シネオール』です。
なぜ、ユーカリ・グロブルス&ローズマリー・シネオールの精油を使うのか。
それは、精油の成分が関係します。
アロマセラピー・アロマテラピーの勉強をするときに
必須項目として習う『精油の歴史』。
中世ヨーロッパでペストが大流行したときに
今のようにたくさんの方が犠牲になり、外出自粛・禁止状態でした。
そんな中で、精油を使って香水を作る工場で働いていた人たち
革製品のニオイ消しで精油を使っていた革職人たちなど、
精油(100%植物由来)を扱う職業の人がペストに罹りにくかったことから
精油の効能が見直され、ヨーロッパ全体にアロマテラピーが広がったとされています。
植物が持つ力を抽出したものが『精油(エッセンシャルオイル)』です。
植物の成分がものすごく濃縮されています。
中でも抗ウイルス作用のある精油は、たくさんの種類があります。
抗ウイルス作用のある精油のリストはこちらのエントリーにて↓
» インフルエンザ等ウイルス予防に!手作りアロママスクスプレーの話
中でもオキサイド類『シネオール』成分含有の精油には強い抗ウイルスがあり、
他成分との相乗効果で更に作用が強くなると言われています。
最も効果的なのは、
シネオールとモノテルペンアルコール類(モノテルペノール)との相乗効果です。
オキサイド類シネオールには、
- 抗ウイルス作用
- 抗菌作用
- 抗カタル(粘膜炎症)作用
- 去痰作用
などがあり、主に呼吸器系トラブルに有効です。
オキサイド類シネオール(1.8シネオール)含有の精油で代表的なものは
こちらです↓
- ユーカリ・グロブルス
- ローズマリー・シネオール
- ラヴィンツァラ(ラヴィンサラ・シネオール) ※ラベンサラとは別物です
相乗効果が見込めるモノテルペンアルコール類には、以下の作用があります。
- 抗ウイルス作用
- 免疫調整作用
- 強壮刺激作用
- 抗真菌(カビ)作用
- 抗菌殺菌作用
モノテルペンアルコールは、
感染源が身体に侵入してたき時に免疫力を上げる作用があり
今の時期に欠かせない成分のひとつです✨
モノテルペンアルコール類が30%以上含有されている精油の一部は以下です。
※お求めやすい価格のモノを選んでいます
- ゼラニウム(50~70%)
- ペパーミント(40~50%)
- マジョラム(40~50%)
- ラベンダー(30~50%)
- ティーツリー(30~45%)
ユーカリもローズマリーも作用が強い精油のため、
禁忌(避けなければいけない)があります。
以下の状態・症状・持病がある方は、
ユーカリやローズマリー精油の使用をお控えください(使わないでください)。
高血圧の方
- ローズマリー・シネオール / ユーカリ・グロブルス
月経過多の方
- ローズマリー・シネオール
てんかんの方
- ローズマリー・シネオール / ユーカリ・グロブルス
妊娠初期の方
- ローズマリー・シネオール
妊娠中の方
- ローズマリー・シネオール / ユーカリ・グロブルス
乳幼児
- ユーカリ・グロブルス(ユーカリ・ラディアータはOK)
使用量や使い方を守って、上手に精油を生活に取り入れ
未知のウイルスから身体を守りましょう😊
足圧セラピスト・アロマセラピストの“みさと”と申します。
19年間、店舗設計やWEBデザイナー業をやっておりましたが
長年の身体の不調(重度の肩コリ・腰痛など)をきっかけにボディケアセラピストを目指すようになり、2019年にボディケアセラピストへ転身しました。
セラピストの足を使って優しく圧を掛ける『足圧』と、手を使ったアロマトリートメント・ドライヘッドスパ・タイ古式ストレッチを組み合わせたハイブリッドな施術を行っております。
◆フーレセラピーアカデミー卒業 トータルボディ取得
◆JAA(日本アロマコーディネーター協会)アロマコーディネーターライセンス試験合格
◆AEAJ(公益社団法人 日本アロマ環境協会)アロマテラピー検定1級合格
『インフィールド』は西東京市にある女性専用・予約制のホームサロンです。お気軽にお越しくださいませ。